2020年 08月 14日
渡哲也さん
2005年の冬、大腸がんの告知を受け数日後に検査の資料を持って大学病院に行った時、一時的にしろ永久にしろ人工肛門になるかもしれないと説明を受けました。
インターネットなどの情報で分かってはいたのでそこに驚く事はなく、その事よりもがんの状況や再発や転移への不安で頭がいっぱいでしたが、
私の心配のほこ先とは少し違うところでその部分にとても気を使って下さっているなという印象で人工肛門ストーマについて丁寧な説明が続きました。
そしてそのお話の中であの俳優渡哲也さんは人工肛門でいらっしゃいます、けれどあれ程に動き回り元気に活躍していらっしゃいますよと言われました。
静かな演技だけでなく、確かにあんなに激しい爆発やカーアクションの多いドラマの中で渡哲也さん機関銃とかぶちかましていましたよね。
そうかーあんなに動けるんだと冷静に納得できたと同時に、全国中の今告知を受けたばかりの人たちを彼はこんなに勇気づけて下さっているんだなあと我が身の事を少し忘れ、感心してしまった事を覚えています。
その事を本にも書きました。
あの時の勇気をありがとうございます。
ちりとてちんで大好きだった渡瀬恒彦さんや石原裕次郎さんと再会して握手していらっしゃるかなあ。
ご冥福をお祈りします。
写真は関係ありませんが、
お盆で帰省中の美魔女コーギー、
今はお空にいる桃です。
お庭のベンチが大好きでした。
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by kumipotpie
| 2020-08-14 22:17
| 大腸がん