母の梅干し

今年も梅干しを漬ける事が出来ました。
最初の手術後自宅でコーギー桃とのんびり過ごしながらの休養中、初めて梅干しを漬けました。
庭に梅を並べて桃と眺めていたり、今思い出すといろんな不安を抱えながらも楽しい時間でした。
(私は食べていたり、何かしら食べものに関わっていると幸せ〜なんです。)
半年程熟成させ仕上がった梅干しは習ってもいないのに亡くなった母が漬けていたしょっぱくて酸っぱいあの味そのもの。
なんだか嬉しくなりました。
それから母の作っていた料理を思い出しては挑戦してみると面白いように同じ味に作れました。
私が14歳の時に、私が入院していた病院で亡くなった母からは直接料理を細かく習う事はできませんでしたが、おはぎもおにぎりもおせち料理も母の隣でお手伝いしているのが大好きだったので手や目、舌、体ぜーんぶで覚えているのでしょう。

温室育ちなどでいろいろな野菜は季節を問わず採れるようになりましたが、梅は今も初夏にやってきた物を塩漬けして紫蘇に漬け、真夏の太陽に干す一年に一回の季節仕事。
梅を予約していたのに入院で漬けられなかった年もありました。
梅干しが漬けられるとそれだけでホッとします。
元気に暮らせている事をありがたく思います。
この梅干しが食べられる半年後が楽しみです。


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母というより、祖母の漬けていた梅干しの風情になってきました。母の年齢も超えてとうとうおばあちゃん⁉️
「泣いて笑って食べた!」のレシピに梅干しの作り方ものせています。
by kumipotpie | 2017-07-31 15:15

「泣いて笑って食べた!」を出してからたくさんの方から様々なご感想を頂き、その度にこの12年の事を思い出したり、もう一度考えたりさせてもらっています。
ありがとうございます。
私の直腸にがんが見つかった12年近く前、入院までの限られた時間の中で本屋さんに行ったりアマゾンで検索をしたりし、がんの本をあれこれと探しました。
今程には素人の私でも読める本は少なく、亡くなってしまった方の闘病記が多く、
今からがんに立ち向かおうという時に亡くなってしまうお話は読めませんでした、選びませんでした。
特に大腸がんは話がどうしても便とか下痢とか人工肛門とか女性が話しにくい話題が多く今でも情報は少ないように思います。
私は料理食の仕事に携わっており、あまりにもリアルにこういうお話をする事は恥ずかしいと思っていた時もありましたが、
今回正確に隠さずお伝えしたいという気持ちで「泣いて笑って食べた!」を書きました。
ただ、がんが見つかり途方に暮れてしまった、あの時の私のような方に手にとって頂きたいという思いがありましたが、
これからこんなにも長い間転移手術を繰り返した事をお伝えする事が希望に繋げて頂けるんだろうかと危惧もしていました。
がんは見つかり手術をしその場だけでなくなったと喜び終われる病気ではありません。
それでもあの時には辛いです。。。
けれど、昨日アマゾンのコメントに、お母様が大腸がんでという方からのお手紙を見つけ、読ませて頂きあーよかったと思いました。、
「最初はオペをしてがんをとったとしてもこれほどに転移が続くのかと怖くなったけれど、もし転移手術を繰り返す事になっても悲観的に思わなくてよいんだと思えた。
楽しく元気に暮らしている筆者の姿に元気をもらえた」
と書いて下さっていました。
ありがとうございます。
私も、何が起きても手術を何度でも受けてやる、真正面から立ち向かっていくんだと思えた時から強くなれた気がしています。
コメントを下さった方のお母様、もうすぐ定期検診のようでいらっしゃいます。
どこにも異常がなく、そして順調なご回復を願っております。
という私も来月は腹部エコー検査や血液検査の予定です。
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出版社さんが本屋さんをあちこち営業に回って下さっています。佐藤愛子さんの大ベストセラーの横で嬉しいなあ。




by kumipotpie | 2017-07-30 09:48

私は今日もアピースオブパイで仕事ですが、それでも街ののんびりした雰囲気でお休み気分を味わっています。
今朝は冷たいかぼちゃのスープで朝ごはんでした。
お腹をきるまではあんまりスープとかお味噌汁って好きではなくって、
もっとガシガシがつんと食べ甲斐がある物を好んで作っていました。
けれど消化によく、効率よく、美味しく食べるにはやっぱりスープよねーと術後作り出すとなかなか楽しい〜。
本にもいくつかスープレシピをのせていますが、今朝は
かぼちゃと人参とパプリカの冷たいポタージュ。
野菜をゆっくりとゆっくりと炒めてひたひたの水でコトコト。
そちらをミキサーにかけ冷たく冷やしておけば豆乳やオレンジ果汁でのばしたり、
(ヨーグルトとメープルシロップをのっけても)
あたたかくいただく時には豆乳と一緒にあたためて。
ピューレ状で保存した方が日持ちもしますし、アレンジがききます。
昨日もオニオンスライスの入ったコールスローといかのサラダを食べ過ぎてお腹大爆発。
わかっちゃいるけどやめられない。
こんな時はそのあとの食事を控えて消化のよいものを。
めんどくさいお腹だけれどしょうがないね、アッチコッチ切られた腸ちゃんだから。
腸ちゃんスマン(ペコリ)。
皆様今日もよい休日?1日をー。
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「泣いて笑って食べた!」大腸がんステージ4を乗り越えて
高野久美子
全国の書店、アマゾン楽天さんなどで発売中。

by kumipotpie | 2017-07-17 12:30

病室の工夫

真夏の暑さとなってきましたが、昨晩名古屋は夜更けから豪雨となり、あちらこちらで冠水した所もありました。
皆様の住まわれている所は大丈夫でしたか?
さて、本にも書かせて頂きましたが、5回の入院手術の際、どうにか落ち込まないよう、明るい気持ちで過ごせるよう、病室にいろいろな物を持ち込み過ごしました。
真っ赤なモコモコのガウン、お揃いの生地のスリッパ、真っ赤なタオル、お気に入りの枕に枕カバー、ベッドの横に置く小さなランプにジューサー、ダンベル(笑)その他もろもろ。
あったーくさんの本と雑誌も。
(いつも誰にも頼らず、1人で必死にという気持ちでありました。。。
いちばん辛い時には誰にも話さず、自分で処理してから山を越えてからくどく語るという私です。笑)

看護師さんが一緒に連れてくる?ガーゼや薬ののったワゴンも入らないような、無理矢理作ったような小さな個室だったというのにあれだけの荷物を病院も毎回よく許して下さったなあと有り難く思い出します。
私にとって大事な大事な食事の際は
ランチョンマットや白木のトレーを用意しレースペーパーを敷き、
箸置きにお箸を置いて配膳車を今か今かと待ち構えていました。
ご飯だけはメラミンの器が嫌で
陶器のお茶碗に移し替えて、
後から分かったのですが、消化器系の病気ではない男性の患者さんにはどんぶり飯みたいな大盛なご飯なようなのですが、
私のご飯は少なかったなあ(笑)。
こちらの写真は本のために再現した食事ですが、箸置きトレーお茶碗は本当に入院の際使っていた物。
懐かしいです。
今日も「泣いて笑って食べた!」のご感想頂きました。
嬉しいです。
ありがとうございます。

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この時作ったのはセロリ水餃子。
鶏胸肉の皮を取り、セロリと一緒にフードプロセッサーにかけ塩胡椒ごま油で味をつけ、餃子の皮で包み茹でました。
私の大好物のあっさり餃子です。
冷凍しておくといつでも食べられまーす。

by kumipotpie | 2017-07-13 16:52

「泣いて笑って食べた」を読んで下さった皆様からご感想を引き続き頂いております。
レシピがついているのが嬉しくてキッチンに置いてあります、ってお手紙を頂きました。
嬉しいです。
本当にありがとうございます。

12年前から始まった体の不調、大腸カメラ検査で見つかったぐちゃぐちゃのがん、そしてそれからの度重なる転移と5度の手術のお話を私らしく明るく軽い筆致で書かせて頂きました。
22個の、忙しい生活の中でも作れちゃうヘルシー簡単な料理とおやつのレシピものっています。
主治医スリッパ先生へのインタビューではがんのステージや抗がん剤治療についてご説明して頂いています。
民間療法のあれしたら治った!というような奇跡のお話でも、家族との愛の美談でもない、普通に前向きに立ち向かったがんの記録を書きたいと思いまとめました。
可愛くて美味しそうな表紙の印象のままの内容だと思っています。
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レシピの中のひよこ豆のコロッケでーす。

by kumipotpie | 2017-07-10 14:13

「泣いて笑って食べた!」大腸がんステージ4を乗り越えて。
全国の書店、アマゾンさんでの取り扱い始まりました。
読んで頂いた方からは感想を早速頂きありがたく読ませて頂いています。
「すごい経験が書いてあるのだけど、なぜだか面白くどうなるの?どうなるの?って一気に読めちゃいました。」
「人工肛門の事など詳しく書いてあってとてもよかった」
「途中のイタリア旅行記が普通に楽しかった、フィレンツェのサンドイッチ食べたいなあ」
などなど、、、
嬉しいです。
ありがとうございます。

昨日は水谷ミミさんのラジオ番組で2時間この本についておしゃべりしてきました。
ミミさんをずっと昔からテレビやラジオで拝見しておりましたが、あたたかいお気遣いが素晴らしいとっても素敵な方でした。

11年の闘病記ではありますが、日頃私が大事にしている、忙しくても気楽に作れるレシピも22個のせています。
教室の生徒さんたちがずっと作り続けて下さっているバゲットフレンチトーストものっています。
ぜひ作ってみてくださいねー。
皆様よい1日を。
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by kumipotpie | 2017-07-06 10:27